夫の浮気相手は友達でした
友情が崩れる妻の友人との不倫
数ある浮気調査依頼の中には、最初の相談時から「夫の不倫相手が自分の友人でした。」と調査依頼をされるケースや、浮気調査の報告書を見て「不倫相手が自分の友達であることが判明した。」というケースが少なからずあります。
探偵としてはどのような内容の浮気調査であっても、誠意をもって対応し、動かぬ不倫の証拠を確保するだけなのですが、不倫相手が友人であったり、時には従姉妹といった身内の場合、誰にも相談できずに苦しみ解決方法に悩まれるのを目の当たりにする立場からすると、残酷な不倫の罪深さに切ない気持ちになります。
夫と友達からの不倫という最大の裏切り行為
不貞行為の証拠が揃ったとして、いかなる手段をとったとしても、人生における重要なパートナーである夫や友達から受けた確信犯的な裏切りを癒す方法はありません。
離婚請求や慰謝料請求をしたところで、友人が既婚であるならその夫に不倫の事実を告げたところで、ただただ空しいだけ。
自分の人生が大きく壊れていくことを実感させられます。
知らない女と不倫をしているというなら、既婚でありながら不貞行為に及んだ夫だけに怒りを向けるなど気を紛らわす手段もあるかもしれませんが、不倫相手が友人であるとなると感情的にもそうはいかないでしょう。
不倫以前に「人としてどうなの?」という問題です。
それでも、何もせずに知らない顔をすることなどは誰もできません。
せめて、可能な限りの法的対応を行うという選択肢になってしまいます。
夫のことは夫婦間の問題として考えるとしても、友人である女性に慰謝料を請求するかどうか?金額はいくらにするのか?の判断になります。
浮気調査をお考えの方は浮気調査の解説ページをご用意しておりますので、ご参照ください。
友人から侮辱されていたことを想像する屈辱
夫と見たこともない女との間に何があろうと、そのそも面識すらないので知ったことではないと割り切ることもできます。
しかし、不倫相手が仲良くしていた友達やとなると、「夫と二人で自分をバカにしていたのか!」など、侮辱されていたと考えられても当たり前です。
本人たちとしては侮辱まではしていないと主張するでしょうが、あまりにも軽く考えていたことは明らかなことですから、世間ではそれを侮辱というのです。
探偵であれ弁護士であれ、依頼人が法的解決を望む場合はこれほど楽なことはありません。
依頼人が希望される通り、証拠を元に粛々と法的手続きを進めていくだけです。
ただ、不倫問題を解決する過程で感情が入るケースは多々あります。
浮気調査の結果、離婚を選択されない方の割合が6~7割ですから、感情的になることが大半といっても良いくらいです。
そのような時に私がいつもアドバイスをするのは、証拠があることを前提に、夫婦間の話し合いや不倫相手の友人との話し合いを含め、不倫をやめさせる目的で行動をとるのは早い方が良いとは思いますが、法的手段は3年の時効があるのでゆっくりと考えられるのが良いということです。
最初から「慰謝料請求をする。」と主張されるのは間違いではないのですが、相手の受け取り方によっては「慰謝料を払うことで罪の清算になる。」とされてしまう可能性があるからです。
決して癒されることがないであろう「侮辱されていたことを想像する屈辱」の事実をそう簡単に許されたことにされてはたまったものではありません。
また、不倫で友人関係は壊れるでしょうから、後になって何を言われるかわかりません。
「自分が悪かった。」と反省の言葉を述べてくれたらいいですが、「元々はあの子のせいなのに、お金を取られた。」などと真偽の確認がしようもないことを吹聴されることも考えられます。
問答無用で離婚であれば、最初から弁護士に任せるのは正しい方法でしょう。
でも、離婚だけが選択肢ではない場合は、絶対に見つからない場所に証拠を保管しておき、いつでも法的手段にでられるよう弁護士などに相談されておいた上で、どうしたいかを踏まえ話しを進められることも1つの方法です。
参考として、不法行為による損害賠償(不貞行為の慰謝料請求)では「被害者又はその法定代理人が損害および加害者を知った時から3年間行使しないときは、時効によって消滅する。」とされていますので、時効は3年です。
言い換えれば、3年の猶予があるといえます。
感情論的にも絶対に許せない友人や知人との不倫
夫(妻)が自分の友人や知人と不倫関係にあることがわかった時、法的対応は当然行うとして、道徳的な部分で「どうしても許せない!」とする感情は理解できます。
信用を裏切ったことへの怒りの対象は不倫をしている夫(妻)と同様に、不倫相手である友人や知人に向けられたとしても当たり前といえるでしょう。
こと不倫問題においては、怒りの感情と悲しみの感情は比例することから、自身と不倫相手が行った不貞行為という不法行為の悪意性や友情や信頼を裏切った不道徳な行為は簡単には許されることではないことを十分に理解し、心から反省すべきです。
謝罪をしたところで「馬鹿にしている!」と受け取られても仕方がないことです。
膨大な数の浮気調査を行ってきた経験では、不倫発覚の後、開き直った態度をとられる方もおられますが、妻(夫)の友人や知人との不倫が発覚した結果、開き直るのは人としての道を踏み外した「人として終わっている態度」であると思います。
少しでも罪悪感があるのなら、最低でも心からの謝罪は必要ではないでしょうか。
動かぬ不倫の証拠を突き付けた上での対応が望ましい
不倫問題の解決には確かな証拠が必要となることが大半です。
証拠がないまま法的な対応を進める場合や話し合いを行う場合は、相手にとって言い逃れができる余地が生まれてしまう可能性があるからです。
確たる不貞行為の証拠を示さにず中途半端な追求をしてしまうと、言い逃れをされてしまう結果になり、そこから証拠を集めるのは困難となってしまいます。
不倫の証拠を収集することは、確かな証拠を得るために慎重な調査が必要です。そのため、専門の探偵に相談することが有効な方法の一つです。探偵は法的なルールに則って証拠を収集し、依頼者の要望や状況に合わせたアドバイスを提供することができます。
弊社の無料相談をご利用いただくことで、不倫問題についてのアドバイスや解決策をご提案することが可能です。探偵の専門知識や経験を活かして、依頼者の状況に適した対応方法をご案内いたします。
重要なのは、証拠を収集する際に法的なルールを守ることです。不倫問題を解決するためには、適切な手続きや法的なアドバイスを受けることが重要です。
浮気調査において、依頼者が自分の友人や身内との関係にある不倫相手を発見することは、確かに切ない状況です。探偵としては、誠実に対応し、プライバシーと倫理に配慮しながら、依頼者の感情や苦しみを理解し支える役割を果たすことが重要であると考えています。
不倫の証拠を確実に収集することは探偵の役割ですが、同時に依頼者の感情や心情にも敏感になる必要があります。友人や身内との関係が絡む場合は、解決方法について慎重に考える必要があります。依頼者の立場や個別の状況に応じて、適切なサポートやアドバイスを提供することに努めます。
浮気や不倫は感情的な混乱や困難な状況を引き起こすことがあります。探偵としての役割は、調査と証拠収集だけでなく、依頼者の支えとなり、適切な解決方法への導きを行うことも含まれるのです。
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