境界性人格障害(ボーダーライン)や自己愛性人格障害について
逃げ方・別れ方
本コラムをご覧いただいた方から、境界性パーソナリティ障害についてのご相談電話を多くいただきますが、冒頭でも申し上げた通り私は国家資格を持つ医師ではありません。
いくらお電話でご自身の悩みや苦しみを打ち明けられたとしても、調査という分野以外ではお役に立てることはないことをご理解いただき、電話相談はお控えいただきますよう、お願いします。
特に夜間や早朝のお電話はおやめください。
弊社はカウンセラーや心療クリニックではなく、探偵社(調査会社)であることをご理解くださいますよう、宜しくお願いします。
心の病
境界性人格障害(境界例・ボーダーライン)は境界型パーソナリティ障害とも呼ばれる精神症と精神病の境界にある精神疾患のことです
誤解がないように、まず最初に申しあげておきたいのは、差別と区別は違うということです。
他の記事をご覧いただければわかっていただけると思いますが、私は差別主義者ではありません。
心を患っている方を差別する気は微塵もありません。
ただ、探偵という仕事での、さまざまな男女トラブルに携わる中、ボーダーラインの症状が疑われる方との交際関係において、特にその別れの場面での、悲惨な事案を数多く経験してきたことから、「ほんの少しでもアドバイスができたら・・・」という思いから記事を書いているまで。
もしも気分を害されるようなことがあれば、心よりお詫び申し上げます。
当然ですが、全ての境界性人格障害の方が同じような結果になるというのではありません。
あくまで私が経験した中での、悪い結末になった記憶の範囲でということになります。
精神疾患を有する総患者統計
「精神疾患を有する総患者数の推移」
平成17年 | 平成20年 | 平成23年 | 平成26年 | 平成29年 | |
---|---|---|---|---|---|
外来患者数(万人) | 267.5 | 290 | 287.8 | 361.1 | 389.1 |
入院患者数(万人) | 35.3 | 33,3 | 32.3 | 31.3 | 30.2 |
境界性人格障害の傾向と特徴
ボーダーラインの症状が疑われる方の特徴として、当人の意に沿わぬ別れ話がなされた時に見られる症状に、相手に対する執着の凄まじさや攻撃性の高さという特徴が挙げられます。
また、周囲を味方につけることに長けているといった傾向がみられ、相手の弱みをみつけると、とことん突いてきます。
会社、同僚、友人などは勿論、時には警察など、利用できるものを見つけ、ここが相手の攻め所だと察した時には徹底した攻撃姿勢が現れます。
攻撃性とは別にリストカットなど自傷の症状がみられたりもします。
他の人の目を自分に向けたいという欲求や、心の痛みを体と共有したいとする行動など、自傷行為の目的はさまざまです。
対応で大切なのは、「決して感情的にならない。」「対応する時は内容を理解してくれる誰かに同席を頼む。」など、1対1の口論や喧嘩にならないよう心がけることが大切です。
境界性人格障害が疑われる相手と交際相手や配偶者の立場が口論したところで、最初から勝負は決まっており、勝てることは決してありません。
参考情報:厚生労働省【境界性パーソナリティ障害 (BPD) 】
仲介者や専門家の重要性
信頼のおける方に仲介に入ってもらうようにする方法や、弁護士などに依頼して代理人を立てるのも1つの方法です。
万が一のケースも想定し、自分が不利にならないよう注意することです。
もし、相手に弱みを握られてしまった場合には、諦めなければいけないことが出てくるでしょう。
例えば、会社に知られてしまったら困るというケースでは、自分から会社に報告するくらいの覚悟も持たねばなりません。
必ずと言っていいほど、弱みを握られた部分でトラブルになるからです。
DVなどの被害者を装って警察に通報されることが想定されるのであれば、最初から最寄の警察署に事情を話し、相談しておくことをお勧めします。
子供を盾にしてくるケースでは児童相談所。
とにかく、あらゆる可能性を考え、先に手を打っておくことです
ここでのポイントは、予めボイスレコーダー等を購入し、どのような会話でも録音しておく癖をつけておくことです。
また、復縁の可能性がないのであれば、何が起きようとも決して情けを見せないことが大切です。
「リストカットを繰り返し、それを心配するあまり、際限なくずるずる・・・。」というのは、あまりにも多いことです。
119番に通報するくらいに留めておく様にしてください。
ストーカー的な言動が伴うようであれば、もう、自分の手で解決するのは難しく、必要な証拠だけを収集した上で、警察などのプロにに対応を任せるしかなくなります。
その後は一切自分は関わらない!これが一番です。
ただただ接触や連絡を避け、相手の気が違う人物に向くのをひらすら祈る。
これが最も適切な対処法だと考えます
調査以外の境界性人格障害(ボーダーライン)を含めた心の病についてのご質問やお問い合わせは、専門資格を持つ医師の方にされることを強くお勧めしております。
2017/03/14 追記
境界性人格障害について、多くのご質問をいただいている中で、当ブログの内容について繰り返し厳しい指摘をされてくる方がいますが、本文にあるように差別の意図は全くなく、あくまで探偵として個人的に経験してきた事実を元に書いたまでです。
本コラムは少なくとも表現の自由とされる範囲のずっと下にある内容であるとも考えています。
他人を罵倒すれば、気晴らしになるやもしれませんが、面と向かって言えない事をメールならと身分も明かさずに誹謗中傷するのは褒められたものではありませんし、匿名のつもりでも、送信者の特定は十分に可能です。
繰り返されるようであれば威力業務妨害に該当する可能性もあることから、お慎みいただきますよう、宜しくお願い致します。
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