息子（娘）の交際相手について
交友関係調査

「結婚調査」は探偵社や興信所に多く依頼される調査分野の１つにはなりますが、婚約まで至っていない交際関係であっても親として家族として最低限知っておくべき情報はあります。
交際相手の基礎情報は、こちら側だけでなく、交際相手側のご両親も心配されている可能性もあり、双方共に把握されておいた方が安心できるのではないでしょうか。

また、お子様自身には問題なくとも交友関係によっては影響されて、素行が不良になってしまう可能性もあります。 素行や交友関係などに不審に感じられた時、心配になられた時は、把握しておかれた方が良いと思います。

人生には何があるかわからない

結婚するかわからない子供の交際相打の情報を、親が知りたいということに違和感を覚える方もいるかと思います。
しかしながら、何が起きるかわからないのが人生でもあります。

ご自身のお子様が男子であったとしても女子であったとしても、何も情報を知らなかった場合、どのようなトラブルが起きたとしても何もできない可能性が生じます。

たとえば、2人でドライブ中に事故や事件に巻き込まれてしまう結果になった時、交際相手の情報を知らなかった場合はどうすることもできません。
立場が逆でも同じことがいえ、何も知ることができないということになります。

家族全員の情報を知っておくべき理由は、深夜などに緊急連絡の必要が生じたような時、全員の連絡先情報があれば少なくとも家族の誰かには伝えることができるという意味です。

知りたがり屋の疑い深い親だと思われないために

子供の交際相手に親が口を挟んで根掘り葉掘り情報を聞き出そうとするのは避けてください。

なぜ、最低限の情報を知っておかなければならない理由を、お子様やその相手も理解した上で、先にこちら側の情報を交際相手に渡してから交際相手の情報をいただくのが筋です。

一般的にはこちらの家族構成や連絡先などの情報を記載した用紙を封筒などに入れ、相手に手渡すことで相手方から同等の内容の情報が帰ってきます。

注意する点としては、学歴や職場などあまり細かな情報を記載せず（知ろうとせず）、範囲は家族や親の兄弟くらいまでにしておかれた方が良いでしょう。

深く知るのは婚約など法律関係が生じてから

お子様と交際相手の方が婚約をするなど「法律関係」になろうとする時からは、細かい親族の情報を知っておくべき必要があります。

なぜなら、法律関係になるということは冠婚葬祭の付き合いが生じることから、知らなければ不義理をしてしまう可能性があるからです。

一般的にはお互いが釣書（自己紹介書）や身上書などを作成し、交換しておくのが良いでしょう。

その時も、親が一方的に押し付けるのではなく、その意味や目的をわかりやすく説明し、お子様も相手方も理解した上で、前向きに交換されるようにしてください。

結婚調査について

結婚調査をお考えの方は専用ページをご用意しておりますので、そちらをご確認ください。

名古屋の探偵ニュース 筆者紹介

探偵 矢橋克純

探偵社ガルエージェンシー名古屋駅西・三重・伊勢湾代表
ガル探偵学校名古屋校校長
ガル探偵学校顧問
ガルエージェンシー代理店統括

出演テレビ番組多数
ラジオ番組コメンテイター、各種雑誌にて連載を執筆中

地域に根を張った探偵・興信業務を行い、東海・近畿地区に独自の情報ネットワークを形成。
探偵学校において探偵業界の健全化を目標に、正統派の探偵育成に尽力。

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