名古屋駅を開始点とする尾行調査依頼

当探偵事務所の所在地が名古屋駅のすぐ近くということもあり、浮気調査や素行調査をはじめとした尾行調査の開始地点を名古屋駅にして欲しいと希望される調査依頼が一定数あります。

名古屋駅は「地下鉄各線」「JR」「新幹線」「名鉄」「近鉄」が乗り入れる総合駅になりますが、名古屋駅からの尾行調査を希望される大半は「新幹線名古屋駅」です。

名古屋駅の新幹線乗り場

これまでに名古屋駅で新幹線から降りてくる調査対象者等を捕捉し、そのまま尾行をするといった内容の調査を多く行ってきていますが、難易度が高い調査といえます。

〇時〇分着の新幹線で名古屋駅に現れるのか事前情報にあれば捕捉できる可能性を増えますが、のぞみは16号車連結となっており、改札に降りるには4カ所のエスカレーター（階段）もしくは1カ所のエレベータを利用することになります。

時間帯にもよりますが、相当数の乗客が乗り降りされますので、少なくとも当日の服装や所持品などが明確になっていなければ、写真だけで捕捉するのは非常に難しいといえるでしょう。

理想的なのは東京（大阪）から〇時〇分初の「のぞみ〇号」の〇号車１５Aの乗車券を予約してあるといった事前情報があれば、上りでは京都から乗り合わせて調査対象者を確実に捕捉する、下りであれば新横浜から乗り合わせて捕捉するという調査方法です。

調査対象者捕捉後のポイントは名古屋駅からの移動手段

捕捉した調査対象者が、名古屋駅からどいった移動手段で移動されるのかは調査成功への重要項目になります。
前述した通り、名古屋駅には名古屋市営地下鉄をはじめ複数の路線が乗り入れていることから、電車への乗り換えが考えられます。

また、目的先によっては名古屋駅からタクシーでの移動もあります。

電車を乗り換えての移動は問題ありませんが、誰かが名古屋駅付近まで車で迎えに来るなど、他の移動手段である場合は尾行が困難となるケースも想定されます。

名古屋駅桜通口側ロータリー

新幹線改札口から近い太閤通口のロータリーや繁華街側になる桜通口のロータリーを利用するのであれば、そこに調査車両を待機させておくといった方法もありますが、駅前ロータリーは常に混雑していることから、名古屋駅周辺の交通事情に慣れている方はロータリーを避けて違う場を利用することも少なくありません。

名古屋駅太閤通口側ロータリー

車でのピックアップを含めた全ての移動手段の可能性を考慮しての調査体制を敷くとなると、少なくとも名古屋駅周辺に10台以上の二輪車を配置する必要があります。
調査費用を考えると現実的な調査体制ではなく、調査対象者や同行者の行動に臨機応変に対応するのが一般的な調査法といえます。

宿泊先が判明している場合はホテルから開始のパターンもある

新幹線名古屋駅での捕捉が難しいケースでも、宿泊予定のホテルが判明している場合には、ホテルを開始地点としての調査も考えられます。

ホテルの出入口やフロント周辺に調査員を配置しておく方法です。
名古屋駅からホテルへチェックインするまでの行動は不明となりますが、キャリーケースや大型の鞄などを持って旅行に行く場合、まずホテルにチェックインして荷物を置いてから外出することが一般的であることから問題はないと思われます。

依頼人からの情報は重要

マスクや帽子、サングラスの着用などで面取り（写真などからの調査対象者の特定）が難しい可能性もありますので、出掛ける際の服装や所持品など調査対象者を特定するための情報は重要となります。

数枚の写真のみからマスクをした調査対象者を瞬時に判別するのは、熟練の探偵でも非常に難易度が高いことです。
さらに帽子やサングラス（眼鏡）などをされていれば顔の判別は不可能になってしまいます。
調査を成功させるために情報提供のご協力をお願いしています。

名古屋の探偵ニュース 筆者紹介

探偵 矢橋克純

探偵社ガルエージェンシー名古屋駅西・三重・伊勢湾代表
ガル探偵学校名古屋校校長
ガル探偵学校顧問
ガルエージェンシー代理店統括

出演テレビ番組多数
ラジオ番組コメンテイター、各種雑誌にて連載を執筆中

地域に根を張った探偵・興信業務を行い、東海・近畿地区には独自のネットワークを持っていますので愛知県内での行方調査・信用調査・浮気調査等の尾行調査には絶対の自信があります。

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