親が不倫で離婚するという事実 子供の精神的影響
夫(妻)の不倫が発覚し、離婚を選択しようとした時、子供にどこまで真実を伝えるかは多くの方が悩まれることになります。
お子様の年齢や父母のどちらが不倫をしてどちらが親権をもつことになるのかなど、それぞれのご事情によっても異なるかと思いますが、30年以上探偵業に就き、多くの浮気調査を行ったきた経験から、探偵なりのアドバイスをしたいと思います。
親の不倫を原因とした離婚に対する子供の心理的影響
両親の離婚に対する子供の心理的影響については、専門家を含めた方々が多く参考記事を書かれていますが、子供の年齢によっても適切な対応が異なるというのが大半の意見のようです。
ただ、本議論は性格の不一致などによる離婚ではなく、両親の何れか(もしくは双方)が不倫をしたことが原因で離婚に至るというケースですので、子供に与える精神的影響の度合いは大きく異なると思います。
子供が父(母)の不倫をどこまで知っているのか?
お子様が幼い場合は何も伝えるべきではないことを前提とて、お子様が中学生以降であった場合、判断基準は父(母)親の不倫をお子様がどこまで知っているかによって判断が異なるでしょう。
不倫のことを全て知っているのであれば、使えるまでもなく知っているわけですから、何かしらの会話は必要になるかもしれません。
それでも経験則として、「ごめんね。」と謝る程度にされておかれた方が良いのではないかと考えます。
少なくとも成人までは伏せておく方針をお勧めします
どれだけしっかりしているお子様でも、子供は子供です。
両親の離婚原因を薄々知っていたとしても、実際に親の口から聞かされるのと聞かされていないのとでは、受け取り方は異なると思います。
個人的な意見としては、少なくとも成人するまでは真実を伝えるのは伏せておかれる方が良いと考えています。
真実を話す義務があり、真実を知る権利がある
父(母)の不倫が離婚原因だとする事実を最後まで伏せておくという選択もあるでしょうが、お子様にはお子様の人生があります。
薄々わかっていながらも、「親が悲しむからと真実を聞けない。」「本当のことを知りたいけれど今更言い出せない。」というのは深層心理の中でかなりのストレスになることでしょう。
お子様にとっては今までの人生に関することだから「真実を知る権利」があると思います。
逆に、親としては「真実を伝える義務」があると考えます。
伝える時期としては、「①子供が成人した時」「②子供が結婚しようとする時」「③子供が親になろうとしる時」などが適切なのではないでしょうか。
弊社では、浮気調査で離婚を決断される過程において、お子様のことで悩まれている方がいれば上記で説明した内容をアドバイスをしています。
そして、同時に「調査報告書はその時まで捨てずに残しておいてください。」「話しだけならどこまで真実であるかの判断も異なりますが、探偵社の報告書は真実を示す重要なアイテムです。」と伝えています。
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