状況証拠や憶測だけで不倫の追求は悪い結果を招く理由
浮気問題の解決
配偶者に不倫の疑惑が生じたとき、つい感情的になって確たる証拠もないまま追求や罵倒をしてしまったが為、真実がうやむやになってしまい、後悔しているとの浮気調査の相談が後を絶ちません。
相手が不貞行為を否認することはわかっていたはずなのに・・・。
追求した不倫疑惑を完全否定されたとき
「犯してしまった不貞行為を反省し、心を改めてほしい。」
「不倫を正直に認め、自分の味わった苦しみを理解させたい。」
「自分や子供のことを一番に考えてもらいたい。」
配偶者の不倫問題を追求しようとする方は、様々な思いや葛藤を抱え、不貞行為という非道徳的な行いを悔い改めさせようと不倫について話しを始めます。
既に確たる証拠をもっているケースではどのような話し合いの内容であったとしても最終的には不倫は認めることになるでしょうが、そうでは状況証拠や憶測から話しを進めようとする場合、どうしてもブラフや想像を交えた駆け引きで相手から自白(不倫を白状する)させようとします。
※ブラフとは、ハッタリ、こけおどし、行動を止めさせるための虚勢や脅し文句といった意味の英語の動詞、あるいは名詞
そのブラフや想像が全て的を射た内容であれば、不倫を白状させる駆け引きは成功するかもしれませんが、現実はテレビドラマや小説のようにうまく進むようなことは滅多にありません。
的外れな指摘が1つ2つと重なると、少なくとも貴方の性格をよく知る配偶者だからこそ、容易にブラフであることを見抜き、不倫の自白を引き出すことはできなくなるでしょう。
テレビドラマや小説の世界では上手くいくブラフを交えた駆け引きも、現実は特別に訓練された方や詐欺を生業にしているような方でなければ、平然とブラフという嘘を貫き通すことは難しいのです。
証拠のない状況で不倫を追求した結果の最悪のケース
不倫をしている配偶者(パートナー)に離婚(離縁)の意思がない場合は問題にならないかもしれませんが、離婚の意思をもって不倫相手と交際をしている場合、証拠がない不倫の追求は致命傷にもなりかねないことですので、注意が必要です。
離婚したいという希望を叶える絶好のチャンスとばかりに、「ありもしない不倫をでっちあげるようなモラハラをする配偶者だ。」「精神的に問題のある配偶者(パートナー)であるから、これ以上婚姻関係の継続は不可能。」といった内容を指摘された上で、「その他、婚姻関係を継続しがたい重要な事由に該当する。」と離婚を求められた時には、証拠がない状態で不倫を追求したというのは事実である事から、最悪の場合有責配偶者とみなされ離婚や慰謝料が認められる可能性があります。
あくまで最悪のケースを想定してでのことですから、全てのケースでそうなるとは限りませんが、弁護士など専門家が介入し、依頼者が離婚を強く希望しているような事案では、でっちあげ不倫を耐えがたいモラハラ行為とされ、離婚や慰謝料を請求する選択をとられる可能性は普通にあると思われます。
状況証拠や憶測だけで不倫追求するなら、状況証拠の積み重ねは必須
配偶者に不倫の疑惑が生じたとき、確たる証拠がなくとも長年連れ添っているパトーナーだからわかると、強く追及してしまう気持ちは理解できます。
悪いのは不倫をしている配偶者なのだし、離婚にはならないだろうと考えてしまうこともわかります。
ただ、その相手が本当に配偶者やパートナーを思いやる気持ちの持ち主だったとしたら、不貞行為には至らないのではないか?というのも間違っていない意見です。
私が探偵としてここで書いている意図は、何も「確たる証拠を手にする必要があるので、探偵社に浮気調査を依頼してください。」ということではありません。
状況証拠や憶測だけで不倫を追求するなら、上記で示したような事態にならないよう、第三者が客観的に判断しても「そういう状態(状況証拠)なら不倫を疑っても当たり前ですね。」と思われるだけの複数の状況証拠を示さないと、本当に悪い方向に進んでしまうかもしれないということです。
ラブホテルや愛人宅への出入りといった直接的な不倫の証拠ではなくとも構わらないのです。
- 帰宅時間や休日の外出に変化があったことを示すメモなど
- 急にスマートホンとマナーにすっるようになった時期
- お風呂やトイレにまでスマートホンを持っていくようになった時期
- 電話料金の変化
- セックスレスであればその状況
- 金遣いの変化
- クレジットカードの使用履歴、レシート、領収証
- ファッションの変化
- ボイスレコーダーで録音した内容
不倫を疑うようになった原因や疑惑をもった以降に感じたパートナーの変化は他にも複数あるはずです。
それら全てを併せ、第三者が客観的に判断したとき、「疑っても当たり前ですね。」「強く追及するのは理解できる。」となれば、少なくともモラハラをする配偶者とは認定されないはずです。
後になってから、「あの時にああしておけば良かった。」「あの証拠も揃えられたはず。」と後悔しても後の祭りなのです。
出来るときにやっておくというのは、どういったことにおいても共通していえることではないでしょうか。
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