ネットで知り合った交際相手の調査
マッチング(婚活)アプリ
2021年に複数の会社が調査して統計をとったところ、現在付き合っている人と出会った手段で堂々の1位となった「マッチングアプリ」。
マッチングアプリやSNSでの出会いが一般的になってきた裏側で、実際にはネットを介した出会いで様々なトラブルが生じています。
トラブルだらけのネット出会い
- 出会い系サイトや婚活サイト、マッチングアプリなどで知り合った異性が実は既婚者だったとしたら?
- お金を貸してほしいと借金の無心をしてきたとしたら?
- 結婚後の生活を見据え、良い儲け話があると言ってきたら?
- 交際相手が自宅を教えてくれない
探偵社にはマッチングアプリや婚活サイトなど、ネットで知り合った交際相手とトラブルになっているといった相談が増えています。
不倫相手探しの草刈り場であるネットの世界
SNSが市民権を得ている今、交際相手と知り合ったきっかけがマッチングアプリや婚活サイトであったというカップルや夫婦が増えているという統計結果が複数の調査会社から出されています。
マッチングアプリや婚活サイトの利用者が増える中、本来なら純粋に結婚相手や交際相手をみつけるアイテムであるはずの婚活サイトやマッチングアプリに独身と偽り不倫相手を探す不届きな既婚者が数多く紛れ込んでいるという現状があります。
また、体の関係だけを目的として利用している方も数多く存在します。
探偵社にも、そのうような恋愛詐欺といわれるトラブルの相談が数多く寄せられます。
サイトやアプリの運営者側もトラブルの温床になっている事実は当然把握しているでしょうが、結婚相談所への登録には必須である独身証明書の提示などを求めていない独身の事実証明が自己申告制のサイトやアプリが氾濫している状況をみると、営利目的で確信犯的に既婚者の使用を認めているのが本当のところといえます。
援助交際やパパ活目的の利用者が大量出没
出会い系サイトが売春目的の援デリと称される業者やセミプロまがいの売春(援助交際)目的が氾濫するようになると、素人女性との性行為や不倫を求める男性の向かった先は、まだ荒れていないであろうツイッターなどのSNSに移行し、そこも同じように荒れ散らかされた結果、婚活サイト、マッチングアプリに大量移動してきました。
それに気づいた援デリ業者やセミプロ売春婦たちも、目ざとく商売の範囲をそちらに向けてくるのは、もはや自然の流れといえるでしょう。
また、マッチングアプリやSNSをパパ活目的として使用し、大金を騙し取る被害が連日報道されており、社会問題化しているのが実情です。
交際相手が既婚者の疑いがあるという相談が急増
当探偵事務所には婚約状態ともいえる男性が既婚者である可能性があるといった内容の相談が後を絶ちません。
中には自分の両親に紹介したといった内容もあります。
既婚の疑いがあるとの相談内容から調査を行った調査結果ほぼ100%が既婚であるという報告報告になっているのが実情です。
既婚の事実を隠したまま、結婚をほのめかせて交際を継続するのは不法行為に該当すると慰謝料を認めた判例は多数あります。
貞操権の侵害などで慰謝料請求を含めたその後の対応は別のコラム記事で紹介していますので、ご参照ください。
詐欺目的でお金を騙し取られるケースも多数
出会い系や婚活アプリなどで交際した結果、お金を騙し取られたという相談も少なくありません。
お金を騙し取られた過程はさまざまなパターンがありますが、相手を突き止め返金を求めた場合、詐欺の常習者は借金である事実を巧妙にしていることが多い為「貰ったものだから返す義務はない」と主張されるなど、大半が素直に返金されません。
また、「必ず儲かるから」「結婚後の生活のために投資しよう」と怪しい儲け話を持ちかけられ、被害に遭うケースも増加しています。
中には詐欺目的で作られた偽の投資アプリに勧誘するという事案も急増しています。
結婚を前提にされた恋愛トラブルは、極めてプライベートな内容の事情が含まれることも多く、探偵社や弁護士事務所に相談されるケースは少なく、被害が表面化するのは氷山の一角といえるでしょう。
泣き寝入りは誰のためにもならない
- 肉体関係目的で長期間交際を続けてしまった結果、貴重な人生の時間を奪われた
- 結婚するならと投資詐欺に遭った
- 病気の治療費にと大金を騙し取られた
といった被害にあった時、「自分にも落ち度があった。」「信じた自分が悪い。」とご自身を責められて泣き寝入りをされる方は少なくないと思います。
確かに失った時間は戻ってくることはありませんし、騙されたお金が全額返金される保証はないでしょう。
ただ、何もしなかった自分を責める気持ちを生涯引きずってしまうことになり、味をしめた加害者は次々とターゲットを探し、次の被害者が生まれてしまいます。
騙された側の落ち度は不注意程度のものであり、不法行為や違法行為に該当するものでは決してありません。
騙した側が100%悪いと断言します。
独身証明書が必須のサイトを選ぶことが重要
このコラムに辿り着かれということは、少なからず既に被害に遭われているので、今更ながらの忠告に意味がないかもしれませんが、真剣に結婚目的とした交際が目的で婚活サイトやマッチングアプリを利用する場合、出来れば独身証明書および身分証の提示を義務付けているもの、最低でも身分証の提示が必須のサイトやアプリを選ぶべきです。
婚活パーティーなどでも同じことがいえます。
残念なことにな被害に遭われてしまった場合、この手の犯罪は手掛かりが多く残されているケースが多く、本気で決着を望まれるのであれば、解決に至るケースは少なくありません。
男女を問わず、ネットでの出会いを悪用する輩は昔から存在します。
彼ら彼女らは手を変え品を変え巧妙な手段で恋愛心理をついて悪事をはたらきます。
また、自分の身分がバレないよう様々な手段を講じてきます。
性悪説を意識しながら生きるのは健康的ではないことから、大切なことは過度でない慎重さと、悪は許さないという正しい心だと思います。
貞操権の侵害と不貞加害者の境界
マッチングアプリで知り合った異性が既婚者であったとして、年齢も若く、結婚指輪もしていない(指輪の跡もない)、単身赴任中や別居中で一人暮らし、いつでも自由に連絡が取れて会える環境といった、既婚者とあると疑う余地のない状況であれば、交際相手を貞操権の侵害を受けたという立場で、不法行為における損害賠償請求(慰謝料請求)が可能です。
ただし、「少し注意すれば既婚者であると知ることができた。」「既婚者ではないかと疑った後でも交際を継続した。」「既婚者であると知った後でも交際を続けた。」といった場合は、配偶者から不貞行為で慰謝料請求されてしまう可能性があります。
「そもそも最初に騙したのは相手でしょう。」という意見は理解できますが、悪質度の割合はともかく、相手の配偶者が被害者であることには間違いありません。
ましてや、マッチングアプリには既婚者が紛れ込んでいることは誰しもが容易に想像できることである為、「既婚者と知らなかった。疑うこともなかった。」という主張は通りにくいのが実際です。
マッチングアプリを利用する際には、不倫トラブルに巻き込まれないよう、十分注意することは大切なことです。
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