単身赴任中の夫の不倫から始まった悪夢の日々

不倫が原因で自宅を出た妻と子

ある時から頻繁にかかってくるようになった非通知の無言電話。その相手は単身赴任をする夫の不倫相手だった。まさか子供まで産んでいたとは・・・

浮気調査の事例

2年前から始まった無言電話

以前から間違い電話は時々あったものの、自宅への無言電話の回数が増えたことが少し気になっていたA子さん(46歳専業主婦)。
というのも、頻繁にというわけではないが早朝から深夜まで時間帯に関係なくかかってくるからです。
夫は単身赴任中であったことから友人に相談すると「ナンバーディスプレイと迷惑電話防止機能がついた電話に変えたら?」とのアドバイスを参考に電話機を買い替えナンバーディスプレイの契約も済ませた。

数日後にかかってきた電話の番号を確認すると「非通知」、出るといつもの無言電話であった。
そこでA子さんは非通知着信を拒否する設定にした。
その後、何度か非通知の着信はあったものの、拒否設定にしてある為、着信の記録だけが残った。
やがて非通知着信は無くなり、A子さんの記憶からも薄れつつあった。

単身赴任中の夫に不倫疑惑

単身赴任中の夫の部屋

A子さんは単身赴任中の夫と連絡が取れないことが多くなっていることが気になっていた。
特に夜間、ラインには遅れながらも返事はあるものの、電話をかけても出ず、翌朝に「寝てたよ」などといったラインがあるだけなど、どうもおかしいことが多い。

年に数回は子供を連れて、単身赴任先マンションの大掃除を兼ねて数日間の滞在をしているのであるが、そもそも外食が中心だった夫なので部屋は綺麗なままで、特に変わった様子はない。

しかし、夫のある行動が気になった。
しきりにではないものの、携帯電話を気にする様子で、携帯電話をチラッと見た後にトイレに行くという行動が多い事です。
浮気ではないか?」とすぐに察知し、電話にでないことが多いことも疑惑から確信に近づける材料の1つとなったが、洗面所やお風呂、トイレなどをくまなく探したが女性が入った形跡はなかった。

帰宅後、そのことを県外に住む夫が税理士の姉に相談すると「それ、浮気だわ!手遅れにならないよう証拠だけは押さえておきなさい。」と言われた。

浮気調査の依頼

調査の相談にお越しになられたA子さんに詳しい状況を聞き、提案したのは夫の休日が土日であった為、「木金の勤務後および土日は終日の調査を2週分されてみてはいかがですか?」とご提案させていただきました。
経験則から、単身赴任中の夫の浮気調査は警戒する相手がいなく、比較的自由に動き回る傾向があることから、不倫疑惑が事実であればそれで何らかの情報が得られるかと思ってたからです。

弊社の提案とお見積もりを一旦持ち帰られ、再度姉に相談されたA子さんは、姉から「頑張ってね!何かあったらすぐに相談して。」と励まされ、3日後にご契約に訪れられた。

不倫の事実が確認された

合鍵を使って不倫相手女性の部屋に入る夫

探偵の予想通り、夫の行動はわかりやすいものでした。

木曜日や金曜日の仕事後は同僚と飲食をし、深酒をしてしまった日はそのまま帰宅する。
深酒をしない日や飲みに行かなかった日は愛人女性の住むマンションへ向かい、それが木曜日であれば2~3時間滞在後に帰宅し、金曜日であれば泊り。

土日は愛人女性宅で過ごすというものであった。
同時に、夫が合鍵を使って女性宅に入る姿も確認された。
宿泊が複数回確認され、2人で買い物する姿なども撮影できた為、不貞行為の証拠としては問題のない範囲である。

しかし、問題はそれだけでなく、調査員が目にした1歳にならない子供の存在です。

浮気調査の結果報告

調査報告書を目にされたA子さんは非常に驚き、姉に見せて意見を聞いてみるとのことでした。
弊社からは、「子供の父親が誰なのか?と、不倫相手の女性の調査も行っておいた方が良いのでは?」とご提案しました。

姉と姉の夫を伴っての再訪問

翌日、A子さんから「姉とその夫も一緒に話を聞きたいと言っているが大丈夫ですか?」とのご連絡があり、了承すると日曜日に来社されることになった。

A子さんと姉、その夫の3人を前に、先日と同じ内容の説明と提案を行った。

  • 弁護士に依頼しての子供の父親の確認
  • 女性が別居中でA不倫の可能性
  • 女性の氏名
  • 女性の勤務先

まずは女性の氏名と勤務先を調査し、その情報を元に弁護士に依頼して、子供の父親や既婚かどうかを確認するのが適切だと思います。」と提案すると、問題解決の主導権は税理士である姉の夫であるのか、「それでお願いします。」と姉の夫が答えた。
弁護士はどうするのか?」という問いには、「お知り合いがいらっしゃるのであれば、そちらの弁護士さんが安心でしょうし、いなければご紹介します。安くしていただけることはあっても高くなるようなことは決してありません。」と答えると「お願いします。」ということでした。

不倫相手女性の調査結果

不倫相手女性の調査は問題なく進み、女性の氏名や勤務先はすぐに判明した。
勤務先は夫と同じ会社であり、社内不倫であった。

調査報告の後、紹介する弁護士事務所に予約を入れ、A子さんを伴って正式に依頼する。
後は、結果を待つだけです。

浮気相手女性が公衆電話から無言電話

浮気相手女性の調査を進める過程で、女性が1人でマンションから出て、近くの商店街にある公衆電話から電話をかけている姿が確認された。
相談時にA子さんから無言電話の話を少し聞いたのを思い出し、A子さんに連絡をすると、「たった今、無言電話がありました。通知は公衆電話になっています。」とのこと。

確定ではないものの、無言電話の犯人はほぼこの女性に違いない。

弁護士事務所で聞いた情報

A子さんから聞いた弁護士さんの調査結果は、父親欄は空欄女性に離婚歴はなく独身年齢は36歳子供の名前は〇〇で生後10カ月というものでした。

ただ、その子供の父親は夫であると確信をもったという。
理由は子供の名前の1文字に夫の名前が入っていたからです。
夫は以前から男の子が生まれた時にはこの字を名前に入れると話しており、A子さんご夫婦の子供は女の子です。

ご主人との話し合いと慰謝料請求

A子さんは弁護士事務所で聞いた結果を姉に報告すると、姉は夫の帰宅を待って今後の対応を相談。

結論として、次の連休にA子さんと姉、姉の夫のが夫の単身赴任中に住むマンションに出向き、4人で話し合いをするというもの。
場合によっては不倫内手を含めた5人になる可能性もあるという。

後日、A子さんから聞いた話によると、最終的に不倫相手も呼び出しての話し合いになったらしい。

  • A子さんと夫は離婚しない
  • 夫婦名義で購入した自宅は夫が相続した義父母の財産で生産し、A子さん名義にする
  • 夫は自身と不倫相手分の慰謝料を一括して相続した財産からA子支払う
  • 夫は不倫相手には妻とは離婚協議中で近々離婚すると言いくるめていた
  • 不倫相手女性は無言電話を自分だと認める(番号は社員名簿で見た)
  • 夫は不倫相手との子供を認知
  • 夫は不倫相手女性に月〇万円の養育費を支払う
  • 夫と会社に移動願を出し、移動後は二度と女性と会わない

様々な取り決めを行い、一部は公正証書にされたそうです。
女性がかけた無言電話は、夫から聞かされた「妻とは離婚協議中で近々離婚する。」という言葉が薄々嘘ではないかと察しつつも、信じたい気持ちもあり、1人で考えている時に、ついついかけてしまったという。
子供を認知していなかったのは、不倫の発覚を恐れてのことであり、離婚が成立した時には必ず認知するとの言葉からということでした。

最後に

それまで善人であった人が悪人になってしまう時があります。
その時には、「不倫をしている時」「交通事故の被害者になった時」などが含まれると思います。

不倫をするには様々なものが必要となるでしょうが、男女に関わりなく「時間」は必須であり、多くの男性は「お金」が必要となることが多くあります。
交通事故の被害者になった時、「どうせ保険会社が払うのだから。」「滅多にない機会だから貰える分は貰わなければ損。」と被害がないにも関わらず被害を訴えて、保険金をせしめようとする人は多くいます。
そこには確実に「嘘」が存在し、「嘘」が発覚しないよう、さらなる「嘘」が重ねられます。

A子さんの夫の不倫においても、夫は最初からA子さんと離婚する気は無かったといいます。
欲望にかられ、つまらない嘘から始まった恋愛ごっこは、多くの悲劇を生みました。

夫が語った数々の身勝手な言い訳に、A子さんの口にされた「それならどうして避妊しなかったの?」に全ての身勝手さが集約されているように感じました。

そして、上記に示した和解条件の他、いくつかの条件がありましたが、A子さんの姉の夫はさすが税理士です。
夫が亡くなられた後の財産分与まで考えられ、夫が追い詰められて離婚を言い出すギリギリの線で、可能な限りの条件を引き出されたのには、勉強になりました。

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